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《ずがどーんとでんじゅもく》

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~ズガドーンとデンジュモク~



デンジュモク「ウゥ、マタ、フトッテシマッタ……」


束ねた電気配線のような姿をしたウルトラビースト、デンジュモク。


表情はわからないが、嘆くように彼は自身の体に腕を当てる。


大樹より太い胴体。いや、大樹と言うより……素直に”デブ”と表現できるほど胴体部分がでっぷりしていた。










歩く花火、ことズガドーンは

そんな風に落ち込むデンジュモクの事を、隠れながらこっそり見ていた。


ズガドーン「フ、フ、フ。サァテ、キョウハドンナ ホウホウ デ オドカシテヤロウ」





パフォーマーとして、ライバルだった二人は、いつしかすっかり仲良くなっていた。


のはいいが、イタズラ好きのズガドーンは事あるごとにデンジュモクへちょっかいを出しては、その反応を楽しんでいた。


デンジュモクの驚いた時の




スレンダーな手品師や、曲芸師のような姿をしているはずなのだが……


このズガドーンもまた妙に太っていた。

具体的に言うとしまキングのハラと同レベルに胴体は太かった。



ズガドーンは"驚嘆"の感情エネルギーを自身の糧に出来る、唯一の存在である。


ビックリした時のデンジュモクのエネルギーと言うのは、電気の影響があるのか知らないが、ピリピリとした刺激もあって


非常に病みつきになる。


背後から近づくと、手に持っていた道具で挨拶する。


ズガドーン「ヤァ、コンニチハ、デンジュモク」


バチィン!と高圧スタンガンが直撃して彼に電気を与える。

デンジュモク「ウワァア?! 
ズ、ズガドーン! マタ、ソウヤッテ……!!
ナンデ、イツモ ソンナモノ モチアルイテルンダ……!!」

ズガドーン「スキンシップ ガワリ ダヨ。デンデン
キミ、デンキ スキダロウ?」


デンジュモク「スキダケド……イキナリハ ヤメテクレ!」


デンジュモクにとっては、おにぎりを無理やり押し込まれて飲み込んでしまう感覚だ。

不意打ちだから、防ぐことも出来ない。


ズガドーン「アイカワラズ、イイ”オドロキ”ップリダネェ。
フゥ、ゴチソウサマ」

げぷっ、と早速デンジュモクの驚嘆エネルギーを取り込んだのだろう、更に大きく膨れたお腹を擦りながら、

ペコリと芝居がかったお礼をする。



このスタンガンの挨拶は、彼のいたずらの中では比較的”易しい”部類のものだ。


ご飯に呼び出されたと思ったら、エレブ―相撲部屋で、むさ苦しい巨体のエレブ―たちに挟まれながらどんどん電気が流れてきて、取り込んじゃうし









最近一番ひどかったのは、

「タンジョウビ、プレゼント」とか言いながら無人発電所に連れてこられて、サンダーさんの強烈なかみなり浴びせられて…

あれは、まぁ、とてもおいしかったけども……


その威力と電気量たるや、とんでもなくって

身体に収まりきらずに、ぽっちゃりからすっかりデブになってしまった。



ズガドーンも、こちらに比例して、どんどん膨れて……今に至っている。



デンジュモク「(ナンデ、イツモチョッカイ ダシテクルンダ……
コッチガ、オドロクカラ ダロウケド……)」



とはいえ、美味しい思いを何度もさせて貰ってる手前、強く文句の言えないデンジュモク。

驚かせるだけなら誰でもいいのだが、彼にだけ拘っている理由まではわからないようだった。



おしまい

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