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『皇后さまと、皇帝の気持ち』

某世界。


竜が治めるフリードール帝国。



その国の皇后、シリオルは、太っていた。 どれぐらいかというと、その国で……

いや、その世界全土で見ても、誰よりも。


それだけ太っていても、皇帝は彼女を愛していた。


というか、むしろその皇帝のせいで太ったのだが……



===




===


シリオル「うーん……それにしても、太ってるって、そんなにいいことなのかしら」


夫は、容姿だけでなく、自分の性格や、趣味など、全てひっくるめて愛してくれているのはよーく知っている。

だが、その大前提である”肥満した状態LOVE”というのが、当然ながら、全く理解できなかった。

ただの変人(変竜)で済ませれるのは、そうなんだけど……



気になったシリオルは、古代の魔術書から、とある魔法を見つけ出す。


それは、対象の相手の深層心理まで含めた感情を共有し、理解するというもの。

軽い気持ちでその魔法を使ったことを

シリオルは後悔することにある……





===



「ぅ……どうしよう、なんか、恥ずかしい……///」

彼の感情として、

自分の全身が、褒められ、好かれ、愛されている事が

嫌と言うほど伝わってくる。

麗しい髪、透き通った瞳、類まれなる魔術の才覚、
好物を食べている時の笑顔、優しい声色、不機嫌なときに時折見せる膨れ面……

折り重なる肉、芸術的なまでにたゆむ贅肉、

動作に合わせて流れ、波打つ様は踊りのようで
 
豊満な肉体の魅力の数々が、赤裸々に伝わってくる。


そして……


もっとも強い感情である


シリオル(彼女)を太らせたい!!!!!



という思いは、共有されるとシリオルにとっては”自己肥育欲”として変換されてしまう


「(んもうっ……!; こんなに、強い感情だったなんて……!)」


とても、我慢できるような代物ではない。


太りたい、もっと、もっと……!!!


その日から、シリオルは普段の大量の食事に、更に趣向を変えて自分が太りやすいメニューを頼み始めた。

これには皇帝も大喜びの大興奮。

8.6tだった体重は月も跨がぬうちに10tを超え、更に増え続けた。


そして変化はもう一つ。

感情共有される、ということは。

皇帝であるジヴォイドに、妻の”いっぱいおいしいもの食べたい”という欲求が付与される、ということ。

元々細身で、スマートな剣士型であった彼は

みるみる膨らみ、中年太りなどあっという間に越して、巨大な風船腹にまで膨れ上がっていた。


しかし自分の体型など、どうでもいい。妻が、より魅力的に、しかも自ら体重を増やす、という光景に

夢中になり、どんな名画や神話を目の当たりにするよりも彼にとっては重要で、ありがたく、何物にも変えられないものだった。


数か月先までのスケジュールを賢帝としての能力で済ませると、影武者に表の仕事を任せ(ついでに影武者は皇帝が太るのに合わせぶくぶく太り

シリオルに付きっきりで、”肥育生活”を堪能した。

彼女の全身の肉を感じながら、甘い言葉で甘いケーキを食べさせてやる。


自身も太っているが
シリオルはその先を行く速度で太り、”広がって”いく


連日連夜、パーティーを開き、世界中の料理を堪能する……


シリオルは、やめたいと思っても、その”感情”がある限り太り続けてしまった




そんな騒動に巻き込まれた、もうひとりが、宮廷料理長のククだ。



休む間もなく、とんでもない料理を準備せねばならず、

しかも料理を求めるのは国のトップだ。

生半可なものも、使いまわしもできず、

新メニューを考案し続けながら、試食もしないといけない。



ちゃんとコース料理に適切か、一口どころか皿の大半を食べきる事も多く


それこそ彼も風船を膨らませるかのようにどんどんどんどん、ぶくぶく膨れ太り

後半は歩けなくなる程だった。


専用の衣装も装備できず、部下たちに味付けの指示をしながら、試食を繰り返す

とうとう目を回してダウンした時には

お腹は山のようになっていたという……




===



その後もシリオルは12t、15t、18t、20t、25t……
皇帝も500kg、600kg、700kg、……

と、倍、倍、倍、倍とまではいかないが

どんどん太って膨れて、そのボリュームが増えるほど、互いの影響も強くなり、

とめられなくなった。

それにしても、妻の太る速度たるや。


夫婦そろって太り続けているが、体格差は開くばかり


しかも魔法を駆使して、生活苦をしないシリオルと違い

1tぐらいになったジヴォイドはもうヒィヒィ、ぜぇぜぇと息を切らし、

撫でたり揉んだりと、妻の太り具合を堪能するだけで疲れ切ってしまう



「それにしても、この魔法の効果……・いつまで続くのかしら……」



すでに、10倍にまでなろうとしているが、

正直、嫌な感情がないせいでまだいいかな、とも思っているのだとか・・




おわり







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