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『超完全栄養食に依存し、ひたすら飲み続けるだけの兄竜』

タイトル通りとは恐れ入った!!
ナベルアン=バンは朦朧とする意識の中、再び目を覚ました。

「ふぅーーー……ふぅーーーー……」

息苦しい。なぜか、疲れている。この渇きを、癒さないと。


その手を、業務用機器とも思える頑丈そうなホースへ手を伸ばす。

水を撒くホースとはわけが違い、詰まることなく、半固形の物体でも滞りなく長時間流すことができる。


「んぁ……あ……」


ぐ、っと噛みつくように喉の奥に触れそうなほど深くホースを咥えこむ。

注ぎ口のすぐ近くにあるスイッチをONにする。


すると、部屋の奥にある巨大なタンクが轟々とした音を立てながら稼働していく。


竜族の、竜族の為の、完全栄養食【DP】が詰まったタンク。

ゼリーのような、ミルクのような”それ”は あっという間に求める主の元へと……



「んっぐ  んっぐぅ!!んごっ、っぷふぅ、ふっ……んごっ
んっぷ、あぐっ、んむっ、っふぅ、んんっ・・・・・」



ごぷっ ごっぷ ごぷぅっ

喉が、ポンプで空気を送るように何度も 何度も 隆起しては…

腹に、”それ”が送られ続ける。


「ごぶっ……ごっぶぅう……っふぅ、むふぅーーーー、ひゅぅうーーー
っぷは!っはぁ、は、っは、はぁ、ぜぇ、はぁ、ふぅ、はぁ……」


呼吸も忘れ夢中になっていたが、窒息しては元も子もなく 無意識に息を吸う。


だが、ほんのわずか酸素を取り込むと再びホースにしゃぶりつく


「ふむぅううっ!!!!んっぐ ぐごっ ぐぶっ!!!!
ぐぅっぷ!!!!!ぐぷん、ごぶんっ ごっきゅ ごきゅ んごぉっ っむうぅうう、っふぅっ、んっ」

もっと欲しい まだ欲しい

おいしい とんでもなく、おいしい

これほどおいしいのに、無料で、好きなだけ飲んで良くて、無くなりもしないなんて…・・



恍惚とした表情で彼は飲み続ける。

すでに胴体は2・2倍にまで膨れ上がり、がっしりとホースを咥える両腕、そして両肩を上に押し上げている。



恐ろしいほどの消化吸収率に、彼は膨らむだけでなく太り続けている。

どすんと座り込んだまま、尻尾も太腿もムチムチと太くなり、


張りつめた尻尾もどんどん”反っていく”


「んっぐ!!!!!んんっぐ!!!!!!!!!!!!!
んむぅうううっぐ!!!!!!!!!!」


全身を揺らしながら、えずく。

だが、決して吐き出さない。 というか、逆流するものを巻き込んで、それ以上の量を飲み干し続けているのだ。




ピー、ピーと電子音がタンクが空になった事を伝える。

「ふぅうう!!!ふっ、はふっ、ふひぃ、はぁ、お、おがわり……
だのばないど……」


太って、膨れて、今にもたおれそうで…・…その場から1歩も動けない。 


だけど、もっと欲しい。飲みたい、食べ続けたい、摂り続けたい・・・・・・・・・



その願いが叶えられたかのように、タンクの自動再充填がなされていく。

メーターが10L,20L、30L……

と溜まっていくのを見て、もう彼は我慢できなかった。

ホースのボタンを連打し、早く、早くと催促する。

満タンにならないと、再開されないとわかっているのか、いないのか


1秒でも早く、あの味を、感覚を、思い出したい、味わいたい……


「ぎ、ぎだっ・・・!!はふっ、んぐっ、じゅるううっ!!!!ぐびっ!!!!!ごきゅっ!!!!!!!

ううっぶ???!!!!!!!!!がっ、ぁ、はっーーーーーー!!!!!」


あまりの速度に、
消化吸収に追いついてない。


「ごぶごぶごぶごぶ、がぶがぶがぶがぶ、ごきゅごきゅごきゅごきゅごきゅごきゅ」



ぶくぅううううううううううううううう


膨らみ続ける


破裂を待ちわびる風船のように。




それでも、彼はやめられなかった。




飲むという行為を。ずっと……








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