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『カビゴンおじさんと僕』

太っちょカビゴンおじさんが大好き(意味深)なぴかちゅう君



==



僕が大好きなカビゴンおじさん。


食べる事が大好きで、とっても大きなふとっちょな体とお腹で


バクバク、もぐもぐ、グースカピー




僕だけの……
====



「カビゴンおじさん!ごめん、遅れちゃった!」


「おぉ、ピカチュウ君。待ちくたびれたよ」


もうお腹ペコペコだ、とばかりにお腹をポンポン叩いて空腹をアピールするカビゴン。



一日の大半……どころか、1週間のうちの大半は寝たきりで、

起き上がることは滅多にない。


山のように盛り上がったお腹が、上体起こしを妨げるのももちろんあるが……

ものぐさで、運動が別に好きでもないし、食べて寝る事の方が好きな彼は、

今の生活に甘んじている。


体重も測定できるベッドの数値は、ずっと999.9kgを表示している。



ピカチュウは、そんなカビゴンおじさんの事が大好きだった。


太って、だらしなくて、食後はでっぷりとお腹を膨らませて。


そんなカビゴンにぎゅっと抱き着いて、豊満な体を堪能できる時が一番の幸せだった。


「待たせた分、今日はちょっと豪華だよ。
セカイイチ(巨大リンゴ)のパイも、おじさんが好きだっていうから10枚用意できたし」



衣食住の資金も、世話も、全てピカチュウが補った。


カビゴンが太ってくれるなら、惜しみなく労力を使ったっていい。


おじさんへのご褒美が、全部自分へのご褒美として返ってくる。


カビゴンもまた、そんなピカチュウのことが好きだった。


たとえ歪んだ欲望による好意だとしても、それは好意。


小さな体で懸命に自分に尽くす姿は愛しかったし、食べて寝て太るだけでピカチュウが喜ぶなら、これだけ楽なことはない。



「にしても、そんなにいいものかな?私のお腹ってのは」

「うん。いつものぷよぷよのお腹も、食べ過ぎてパンパンに張りつめたお腹も、イビキをかきながら寝てる時に何度も膨れたり縮んだりする時も……」


言いながら、カビゴンの体をよじ登る。

好物で高カロリーなアップルパイの乗ったトレーを、器用に尻尾に乗せながら。


「はい、あーんして」

「んぁ~~~……ん」


パクンっと、たった一口で一枚のアップルパイが飲み込まれる。

ゴクンと言う嚥下の音を聴きながら、

ピカチュウは往復し、追加を与える。

5枚、10枚、15枚…・・


あっという間に20枚のアップルパイはカビゴンのお腹の中へ。

でも、こんなの軽食のうちにも入らない。

食事前のウォーミングアップみたいなものだ。

「で、今日のメインは何になるのかな?」

「うん。あのね、先日出来たばかりのブーバーさんのパン屋の全メニュー5個ずつと、
いつものドーナツセットでしょ。あとは、揚げ物専門店で天ぷらとか他に……」

次々と部屋に運ばれてくる食べ物たち。運搬電動車が自動で運んでくれるため、小さなピカチュウだけでは到底用意できない量が、カビゴンのちかくへ。


「うん。うん、どれも、おいしそうだねぇ」


口元からじゅるりと、涎が出てくる。

「それじゃ、いただきまぁあす」

「どうぞ、めしあがれ」

占めて、数百万KCalにも及ぶ、膨大な食料。


だが、数百キロを軽々と平らげるカビゴンにとっては、決して珍しい量ではない。


数時間に及ぶ、”食事”は 両者にとって一番幸せな時間。



「げええふうぅうううう!!ふぅ、ふぅ、また、随分と、ボリューミーだなぁ今回も」

「えへへ、もうポンポンだね」


でっぷりと突き出て、盛りあがったお腹に頬ずりするピカチュウは、満面の笑みだった。


でも……

「まだ、残ってるからね!」

鼻息も荒く、ピカチュウはお代わりを要求する。

もっと、もっともっと食べて欲しい。

「やれやれ、困ったさんだ」


呆れ顔をしつつ、カビゴンも慣れた反応だ。

何より、彼自身、必要ないほどの過剰な暴飲暴食は……実はそこまで嫌いじゃない。


好きなものを、好きなだけ、望んだ量以上を、与えられ続け……

また一段と太る体。





だが、ひとつだけ困った事がある。


「おじさん……前より食べる量増えたね……」


恍惚とした表情で、ピカチュウはカビゴンのお腹を尻尾で撫でる。

その刺激に、膨張し過敏になっているカビゴンのお腹がビクリと震えた。

「んごっ、んぉお、お、おごぉおおっぷ!!!!
ふぅうー!!ふっ、ふぅうっ……うぅ~~;」



ピカチュウは、限度というものを知らない。

もっとお願い、と頼まれると……断れずに、結局悶えるまで食べきってしまう。


だが、そんな風に甘えるピカチュウが見られるのが自分だけ、というのは悪い気がしないとカビゴンも思っていた。


上側にある体重計はカンストして表示しきれてないが、


本当の体重を知る事が出来る”4桁の体重”測定機能も、もちろんついている。


数か月前は1100㎏ほどだった自重は今や1420kgにまで到達している。




減らすつもりはないが、いったいどれだけ増える事やら……


ため息を吐くつもりのカビゴンおじさんだったが、出たのはおおきなおくびの音だけだった



おわり
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