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慢心リザードン

これまでのまとめ。

ガオガエン君が出てきたので名前紛らわしいですが、気にしてはならない
(俺は…強い。誰よりもだ)

負ける気はしなかったし、実際連戦連勝だった。

(次の試合でも、俺は勝つ・・・ま、余裕だろうな。ふふん)







そのリザードンの名前は、牙炎(ガエン)といった。


数年前…彼はこれといって特徴が無かった。

ゆいいつの特徴といえば、平均的な個体よりも体が大きく肥っているという事だけ。


スポーツをして鍛えられているわけではなく、惰性で間食を繰り返し外出を控えていたら自然とそうなった。




幼馴染のカメックス【流王(ルオウ)】に試しに誘われた、ポケモン相撲大会。
町で開かれる小さな大会だったが、その体躯を生かして偶然にもガエンは優勝してしまった。


その時から、彼はポケモン相撲にはまり込んだ。
太れば太る程、有利になっていく。140kgほどだった彼はあっという間に200kgを超える巨漢リザードンとなっていた。


その頃には、もう同じ地区内に敵はいなかった。


連勝に次ぐ連勝。

同じぐらいの体重を持ったボスゴドラやバンギラスもなぎ倒し勝利してく。

まさに天職だと思った。




『第十五回、ポケモン相撲大会カントー大会の優勝者も…リザードンに決定だー!』

「へっ、余裕余裕」


優勝候補とされていた、カントー有力のカビゴンをも 地球投げ でぶん投げ場外勝ち。


「さって、帰って祝杯だな」


家は、これまでの優勝賞金でどんどん改築がされ大豪邸になっていた。

まず家に帰ると冷蔵庫から缶ビールを5本取り出し、飲みながらソファへどっかりと座る。

「お帰りなさい、リザードン」

「ガエンさん、お疲れ様」

可愛らしい容姿の、タブンネやエーフィ、ラルトスといったポケモン達が彼を出迎える。

余るほどの大金を手にしたガエンの元には、自然と♀ポケモン達が集まり世話をしてくれるようになっていた。


「もう、敵なしですね」「今日の試合とっても素敵でした」

彼女たちは称賛を繰り返しながらぶくぶくに太った体躯をいじりながら、マッサージをしてくれる。

「ぐびっぐびっ・・・・そうだろうそうだろう。
ま、次も楽勝だろうな…んふぅーー・・・///」


近頃はすっかり相撲の稽古などしていない。
当初のうちは毎日2,3時間のトレーニングはしていた。
だが、ある時から体重と巨腹を生かした試合だけで勝利するようになり、すっかりかまけていた。


ガエンは試合以外はろくな運動どころか、出歩く事すらない為ぶくぶくとだらしない体に太っていった。
満月のようにパツパツだったお腹は重力に任せどすんと落ち込み、尻尾を自在に操る筋肉も衰え、歩行時にはずりずりとみっともなく引きずる始末。


だが、300kgオーバーになったリザードンを、ほとんどの相手は止めることが出来なかった。



オーダイル「ぐっ、このっ・・・くそ、おもてぇ・・・!」

リザードン「おいおい、どうした?ビクともしねぇぞ」

にやにやと小馬鹿にしながら、ずず、っずず・・・と摺り足で土俵際に追い込んでいく。
二の腕も太腿も、だるんだるんで相手はその余った贅肉を掴んでなんとか抵抗しようとするが、その重量に対抗できなかった。




シンオウの相撲大会でも、圧勝。
並み居る強豪を、リザードンは押し出し勝利していった。


その夜も、女たちをはべらせながらの酒池肉林。

Lサイズのポテトを挟み込んだ分厚い肉入りのハンバーガーをむしゃむしゃ頬張りながら、
美しい♀ポケモン達との食事を楽しんだ。

「うぃ~ヒック! おぉい、ワインも持ってこい、出前も追加だ。
今日は気分がいいから、おめぇらにも奢ってやるよ・・・げぇっぷ!」

「やぁん、ガエン様太っ腹ぁ~」「次は私にもハグさせてぇ」

美しいプロポーションをしたミミロップやコジョンド達が、甘い言葉を囁きながら彼の脇腹を丁寧に揉み解していく。

「ふぅーふぅー・・・順番に来な、誰でも抱いてやるよ」


リクライニングチェアにどっかりと座り、彼は一度も立ち上がる事は無い。
代わる代わる自分に媚を売ろうとやって来る♀ポケモン達を可愛がっては、賞金を渡し、ブランドのポケッチやバッグを買ってやる。

気に入られようと、手作りのクッキーや、数時間並ばないと買えないと評判のアイスやシュークリーム、脂肪や糖分たっぷりのスイーツを食わせていく。



ぶくぶくと、ガエンは肥え太っていく。
あっという間に体重は380kgを超え、それでも賞金は山ほど余っていたから、生活は困らなかった。


400kgを超えても危機感を覚えず、しかもスポンサーからの契約金まで入って来るから、大会も何度か休むようになった。

目に見えて衰えていく体。比例して肥え太っていく躰。

冬眠前のリングマの数倍分厚い皮下脂肪を蓄え、背中側まで膨らんだように丸みを帯び、顔にまで脂肪がついた影響で、目もぱっちりと開けられなくなった。




彼女たちは高級なアクセサリーを買ってもらおうと、彼の気を引こうと必死だ。
ニドクインは豊満なボディを押し付けながら、夫に用意している物とはランクの違う10段重ねの弁当を貢ぐ。

「むっしゃむっしゃ、ぐびぐび、ガツガツガツガツガツ、うぷっ、うふぅーーー」

「ガエンさんの食べっぷり、いつみてもほれぼれしますぅ」

ぶりっこ風のキャラを作っているエモンガも、彼の口元まで飛んで皿から零れるほどの大盛り炒飯やパエリア、ピラフといった炒め物ばかりを食べさせていく。

「はぐっ、あむっ、むっちゃむっちゃ、がぶがぶがぶ、ごぶぅごぉぶぅ・・・!」

「ウフフ、ガエンさん、今夜も楽しい夜にしましょ・・・♪」

少し太めでムチムチとした体つきのジャローダ。専門雑誌では人気の彼女がその太い体を太腿の間や首に巻き付けながら、軽く締め付けて圧力をかけていく。
その刺激がなんとも心地よく、ガエンはまるで喘ぐように悦びの声を上げつつ食事の時間を楽しんでいた。


「おぉっ・・・/// おっ、あっ・・・フゥッ、フゥウッ・・・!
えぶぅっーーーぶふぅーー、ひゅーぶひぃーー」

息を荒げながら、リザードンは恍惚とした表情で彼女たちからの施しを受け続けた。

「ガエンさん、食べる口が止まってますよ♪ほら」「私のも今度は食べてくださいよぉ☆」

「あぐっ、んふぅー、ふうぅ、までまで、順番だ、ぢゃあんど、全員相手にしでやっがら・・・ぐふぅーうおおおおっぶ!!!!!」

特大のおくびを漏らしながら、リザードンは3大欲求を常時満たすような暮らしをつづけた。

好きなだけ食らい、眠り、可愛らしい♀ポケモン達にちやほやされる。


毎晩、窒息しそうなほど、腹がはち切れんばかりに料理を食わされまくったガエン。
彼の重量が500kgを超えるのに時間はかからなかった。




数か月後



---


「ねぇん、ガエン様ぁ~ 新作のバッグが欲しいんですぅ」

「ふぅー・・・ぶひゅーーー・・んぁあ~~なんだっでぇ・・・?」

「次は私が買ってもらう版でしょ、あんたは引っ込んでなさいよ!」


次第に貯金が無くなり、生活の維持は難しくなっていた。
それもそのはず、あれ以来一度も相撲大会には出ていないのだ。


羽振りの悪くなった彼の元から、次第に彼女たちが去っていく。

暫くの間残っていた♀ポケモン達もいたが、自分の『太った体』だけが目当てと気づき恐怖した彼は彼女たちも追いだした。



「ふぅーーーぐふぅううーー、ま、また、稼がねぇど・・・」

ベッドのスイッチを押し、なんとか上体を起こしてもらうと久々に彼は自力で、誰の手も借りずに床に降り立った。

ずどんと垂れ下がる各所の贅肉。腹は当然ながら地面に達する程で、重力と全重量が両脚に負荷となって襲い掛かる。

「ふぎっ・・・ぐっ・・・が・・・!
ぐ、ぐぞぉ、めんど、ぐぜぇ!」

だが、そうも言ってられない。
契約しているハンバーガー店とポテトチップスメーカーからの支給だけで1週間過ごしていたが、流石に飽きてくる。
不健康に太りまくった彼は、不満を漏らしながら3日後に近くで開催するポケモン相撲大会に出る事にした。




大会当日。

彼は大型のらくらくタクシーを呼んだが、腹がつかえて、どれだけグイグイとねじ込もうが乗り込むことが出来なかった。

バンギラスやボスゴドラでも乗れるのに・・・である。いかに彼が相当レベルの巨デブかがわかる。


仕方なくガエンは大型トラックの荷台に乗せてもらい(無論、飛ぶこともできない彼はフォークリフトで持ち上げられた)
ようやく会場へとたどり着けたのだ。




ストライク『さー今日もやってまいりました、ホウエン地方のポケモン相撲大会!
目玉は何といっても久々に出場が決まったリザードンの、ガエン選手でしょう!噂では、著しい体重増加に休業していたという噂ですが・・・?』



「(ふん、好きに言っておけ。どうせ優勝するのは俺だ)」


試合が始まり、ガエンの出番がようやくまわってきた。

土俵に上がると、ざわざわと観客席から声が上がる。

「あ、あれガエンさん・・・?」「おいおい!いくらなんでも太りすぎだろう」「試合できるのか?あーあー、ろくに段差すら上がれてないじゃん」

バクフーン「へへへ、落ちぶれたなぁガエン?今回の優勝は俺が貰ったな」

160kgの屈強なバクフーン。だが、彼は理解していなかった。500kgという超圧縮された『肉体』の重さを…。

「おいおい、試合前から息が上がってるぜ??」

ニヤニヤしながら太鼓腹ごとずいっと近寄ってくるバクフーン。

「ぜぇー…ぜぇー…(ふん、雑魚が…好きに吠えてな)
いいんだよ、どうせ勝つんだからな」

「このっ・・・思い上がったクソデブ野郎が!」


試合は、あっけないものだった。ガエンが前進していくだけで、バクフーンは押されていく。
他の選手も似たようなものだった。


結局、リザードンは大会を優勝。近くで開催されていた小さな大会も連日出場しては優勝し、彼の偉大さを周囲に知らしめた。

更には道中の飲食店に入っては、食べきったら無料!の超デカ盛りを制覇し、
あっという間に彼の預金額は膨れ上がっていった。

そして…


再び、豪勢な暮らしが繰り返される。

「ガエン様ぁ、流石ですぅ」

「ぐふぅ、んふぅうー。そうだろう、もっと俺様を褒め称えなぁ」


ステーキがテーブルに並び、皿ごと腹の上に次々と乗せられていく。
ランク特5A級の高級肉だって、惜しみなく食らう。



富と名誉さえあれば、いくらでも彼女たちは貢いでくれる。


「ガツガツガツガツバクバクムシャムシャぐびぐびぐびむっしゃくっちゃむっちゃ、ぐびぐびぐびぐび、ぐふぅ、ふぅう・・・・ウッ…、げぇええええっぷ!!!!!!!!!!!!!!!!!」


俺は、強い。誰よりも。


520kg。553kg。562kg…

彼はリザードンとしては前人未到の領域。600kgの超大台に到達してしまった。



最近、テレビをつけていると面白くない。
ポケモン相撲の近況を見ていると、ジョウト出身の銀音(シロガネ)という名のルギアが超期待のルーキーとして取り上げられていた。

イケメンでスタイリッシュな体つき。腹はかなり出ているが垂れることなくどっしりとした頼れる下半身。
街頭インタビューでも、若い子たちが彼のことを絶賛していた。

「くちゃくちゃ・・・ふん、ちょっとデキるからって、調子乗ってやがるな」

これは自分が完膚なきまでに打ち負かし、鼻高々の奴のプライドをくじいておかないと。
今の勢いではルギアに自分のこの地位を奪われてしまう気がしたからだ。



自力ではほとんど何もしなくなっていた彼は、2ガロンものソーダを傍らのラティアスに飲ませてもらいながら、ルギアとの試合の日を待った。





そして、とうとうその日は来た。
リザードンは高い金を払って専用車に乗り、会場に到着。

その後も付き添いの者達に肩を借りながらなんとか控室に入り、試合がくるまでジャンクフードを貪り続けた。

何十本ものホットドッグ、数十箱のピザを平らげたガエンは、試合前だというのに身重と間違えそうなほどに腹を膨らませ、
ギュウッ、ギュギュギュ・・・と、スニーカーで床を擦るような音を出しながら、乱れた息で土俵へと進んでいく。無論、カイリキ―に背中を押されながら。





ペラップ『さぁ、今日はポケモン大相撲、始まって以来の試合となりそうです!
無敗の超ルーキーと、我らの帝王が、今、ぶつかりあおうとしています!!』



ルギア「よろしくお願いします…先輩」

「ふぅーーぜぇええーーーふぅーーー・・・ああ、よろしくなぁ」



勝つのは俺だと決まってる。
今回の特別試合は賞金も副賞もかなりのものだ。


ルギアも背は高いし、多少太ってはいるが、俺の方が総重量はある。余裕だな。

リザードンは慢心しきっていた。
かつて培ってきた技術も体力も、試合の運びも、相手の力量を読む力も、自重を支える力も

何もかも失っていた。いや、内側に分厚い脂肪で覆われ隠されていた。






そんな彼が、かなうわけなどないのだ






行司の声と同時に、ルギアがこちらに突進。
もちろん、ガエンは微動だにせず待ち構えた。

ズンッ…! と、ルギアの巨腹がまずこちらの体に食い込む。

「ぐふぅうっぷ・・・!」

試合前に食いすぎたピザのせいで、腹に凄まじい圧力がかかる。だが、こんなのはいつもあること。

にしても、相手の風船腹はパツパツだ。食いすぎて膨れてるこちら以上に張りがある。

「ほ、ほぉう、なかなか、やるじゃねぇか」

「鍛えてますからね…!ふんっ!!」

足腰と、腰に力を込めてルギアがグイグイと押し付けてくる、がっぷり四つの状態でこちらの脇腹の肉をしっかりと掴まれる。


「ふ、太りすぎでしょう…
これなら…」

「ふぅうーふぅうっ」

リザードンはすでにマラソンを終えたぐらいの疲労を覚えていた。
一方的に相手に体を押され組み付かれただけで、だ。



そして、信じられないことが起きた。


『あっ、な、なぁんとー!シロガネ選手、ガエン選手の巨体を、お、押し続けているーーー!!』


ワァっと歓声が沸く。


う、嘘だ。周囲を見渡す。景色が少しずつ流されている。

そんなはずはない、自分の体を、あいつごときが押すなんて、無理だ。

「な、なん、で・・・」

「鍛えてますから・・・!
それに、自分を応援してくれている、みんなの期待を、背負って、ます・・・!」


彼の力強い目、輝くような綺麗な体が、眩しすぎる。
や、やめてくれ・・・負ける…

俺が、俺が負ける、やだ、いやだぁああ

「あ゛あ゛、ああ゛あ゛あ゛っ・・・!!」

焦ってもがいても、何もできない、出てくるのは荒い呼吸に混じったおくびと、脂肪まみれでくぐもった野太い声だけ。



彼女たちが、出前が、レストランのフルコースが、うまい手作り菓子が、送迎が、



グルグルと走馬灯のように、自分を堕落させた物達の姿が浮かんでいく。




「う゛ぁあ゛おねがいだっ、やめで、ぐれぇっ」

失望した、もうファンはやめる、これからはルギアさんと一緒に暮らそうっと♪
そんな幻聴すら聞こえてくる。

無様に太った肉体を動かし、彼は必死に抵抗しているつもりだった。

ズ、ッズズゥウウウウン!!!!!



場外に落ちても彼は、短い手足をもがき動かし、涙目になりながら敗北を認めなかった。
まだ自分はまけてない、戦える…



「…先輩、もう、引退したほうがいいですよ」



かつて彼にあこがれていた後輩は、酷く冷めきった眼で、ガエンの事を見下ろした。

「…もっとも、その体じゃ何かと不自由でしょうから…
賞金も副賞も、全てあなたに送ります」


「あ、あぁ、ぐずっ、ありがとうありがとう・・・」

ルギアは、尊敬していた。かつての自分と似通った部分があったから。

自分がここまでこれたのは、リザードンのおかげだった。今はもう、見る影もないが…







そしてリザードンは・・・




心を入れ替えなかった。
金さえあれば、今の生活を変える必要は無かったからだ。

だから、相撲は引退した。


「ガエン様、相変わらず太っ腹ですねぇ☆」

キャピキャピとした双子のマッスグマがゴロゴロと自分の肩周りではしゃぎながら、マッサージをしてくれる。
足の裏は専門家のチャーレムを呼んで(しかも可愛い子を選んで)指圧をうけている。


毎日が快適、快楽で満たされている。

「ガエンさん、これ、自信作です…!」

ラティアスが体を擦りつけるように甘えながら、特大のケーキをプレゼントしてくれる。
それを豪快に一飲みし、腹をまた膨らませた。


「んっぶううううう!!!んんーーうんまぁい、さすがラティアスちゃんだぁ」
「ほっぺたにクリームがついてますよ・・・ペロッ」

「お・・・おぉ・・・///」


次々と可愛い子たちが、自分に擦り寄って、ポイント稼ぎをしてくる。
お世辞や媚とわかっていても、構いやしない。嬉しいし、気持ちいいからだ。


むしろこの太った体が心地よいと積極的にお腹に抱き着いてくることも増えている。
まぁ、俺様のカリスマ性があれば当然だよな。

あの時の試合に負けたのは直前に食いすぎて調子が悪かっただけだし、本調子なら当然俺が勝っていた。


毎月振り込みをしてくれているルギアにはお礼の手紙を送っているが、返事が返ってきたことは無い。

ふふん、俺のファンらしいし、照れているんだなきっと。




自宅周辺にはスイーツ専門店や寿司取扱店etcを建設した。自分がオーナーだから、ちょっと外出すれば好きなだけ旨いものが食えた。
出前を頼んでもすぐ来るしな。


あああ、これほど幸せでいいんだろうか。相撲最高!!

ここまでの地位に、生活にしてくれた自分の太った体がもう大好きだった。




だから彼が痩せる気は毛頭ない。
820kgになっても、その半年後に860kgになっても、950kgを超えても


太れば太る程動かなくなる。太れば太る程食欲は強くなる。
変わり映えしない生活を、食事の改善と彼女たちとの触れ合いで誤魔化し続けた。




とうとう、彼は堕落した生活から抜け出すことは無かった。




「お゛お゛ぃ゛、腹が減っっだ、ぞぉぉお、げえええっぶふうう」

げっぷを出すほどの量を食っても、彼はまだ満足しない。
きらびやかなアクセサリーを身に着けた彼女たちにその腹部を愛撫されながら、とうとう1tというポケモン界における禁断の領域まで太ったリザードン。

彼は心代わりせず

その体ばかりを膨れあがらせていった。毎日、目に見えて、ぶくぶくと肥え太る。


休む暇もなく、ただ、食っちゃ寝を繰り返し



「あ゛あ゛~~~ん゛ん゛」


既に80皿近い空になった食器が、彼の体型と食欲を物語っていた。


~fin~
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