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pkmn謎シチュエーション

謎シチュ&安定のdb化



『パルキアとパパルギア』


~~~あらすじ~~~

ひょんなことから、幼年体のパルキアに懐かれてしまったルギア。

ディアルガの時間巻き戻しが原因だった。 


そのうえ何故か自分の事を親だと思い込んで、くっついてくる。


初めは、厄介だと思っていたルギアであったが……





=====




パルキア「ねーねー、お外行かないの?」

ルギア「別に用事も無いしな」


パルキア「えーー暇だよーー遊びに行こーーよーー」


時間逆行により、気持ち普段より小さくなっているが、その図体で遊ぶといわれても、遊ぶ場所が無いだろう。



「おとなしくゲームでもしてるんだな」

そういってデスクPCの前に座り、ネットをつなぐ。


このルギアは出不精かつ、運動嫌いであった。


夜更かし、不定期な時間の間食、昼過ぎまで寝ている……

そんな生活により、地味に肥満していた。


「つまんない」


むすっとした表情で、それでもおとなしく座っていた子パルキアだったが。


黙って背中を見ていたのも、十数分。

パッと名案が浮かぶ。

そーだ。ルギアパパは外出がいつもめんどーだって言ってたけど、


めんどーじゃなければいいんだ!


幼いながらも空間を操る能力保持者。


ぱるぱるーー! と一声あげ、空間を捻じ曲げる。


ルギア「ん?なんだ?」

一瞬、壁が歪み……かと思うと、突如、椅子やデスクトップが消え失せ思わず尻餅をついてしまう。


「あだっ?! なんだなんだ…!」

「お外来たよー」



言われて周囲を見渡せば、フェスサークルの通りだった。

様々な露店やアトラクションが開かれ、さながらテーマパークのようで。


「ったく、折角動画を見ていたのに……。
パルキア、この移動お前がやったのか?」

「うん! 
ねーねーアイス売ってるよ。食べよう?」

尻尾をパタパタ振って……ガーディかお前は。

「しょうがないな、全く……」


あちこち捻じ曲げるだけでなく、ワープ紛いの……いや、実際空間移動したのだ。


なんの労力も使わず。

「待てよ」


なら、パルキアに頼めば、いつでも、どこにでも行けるということで。


「・・・・・・よし、パルキア、色々見て回るか」

「わーい!」


フェスを堪能した後は、一度家に帰宅。

「行ってみたかったけど、距離があって敬遠してたんだよな」


サイトを開いて検索するのは、様々な地方の有名な特産品や、名物店。

どれもこれも、うまそうだ。

「じゅる……よし、パルキア、今度はこの店がある場所に一緒に行こう」

「いいよー!」


あ、っという間もなく別地方の店の前。

海産系のスープが絶品だと噂で、気になっていた。

飛んでも数時間かかる場所に、あっさりと……

これは……ありがたすぎる。


それからも、ルギアはパルキアに頼み、評判の良い店。


ニュースでも取り上げられるような話題のスイーツを巡り続けた。


「ぐぇふっ……はー食った食った」

ポンポン、と大きく膨れたお腹を叩く。

「いっぱい食べたねー」

「そうだな・・・ちと食い過ぎたぐらいだが。げっぷ」

「つぎは、どこ、行くのー?」

満腹になったパルキアも、眠そうでウトウトし始めた。

「今日はこのぐらいでいいだろう。家まで頼む」

「ん……わかったー……」

帰ったら、一緒に寝るか。




===


帰ってすぐ、ベッドへ横になる。

と、食い過ぎて膨れた腹にパルキアが飛び込んでくる。

「ぐふっ!?」

「パパのお腹、ふにふにして気持ちいいなー
トランポリンみたい!」

「重いんだが」

ジト目で、降りるよう訴えかけてみる。

だが、こうかはいまひとつのようだ。

体をゆすって振り落とすことも考えたが

その動作すらだるい。


ま、いいさ。好きにさせておこう

「おやすみなさい……」


クゥクゥと寝息をたてはじめる子パルキア。

「ん……おやすみ」


……しかし、いつになったら元に戻るんだ?

ディアルガは、すぐにでも本来の状態に落ち着くだろうと言っていたが……


子守は苦手だが、


こうなった原因の一端は自分にもある。

消えたネトゲのデータを戻そうとディアルガに頼んで、

何度も微調整しまくって、あーでもないこーでもないと能力を酷使させ続け

しまいには、ディアルガの力が暴走した瞬間パルキアが巻き込まれ……





かくして、引きこもりネット三昧ルギアの運動不足は加速し始める。


専用チェアは季節が変わるたびギシギシと悲鳴をあげながらお亡くなりになっていく。



「ふぅ、ふぅ、パルキア、今日は、この、店に、移動してもらって、いいか?」

「うん、わかった」


インスタ映えするようなスイーツも、好きなだけ食べ続ける。

一緒に同行するパルキアも、ぼってりと太り すっかり丸みを帯びていた。


ゆっさゆっさとボール腹を揺らしながら、店を出るルギア。恥ずかしげもなく、おくびを漏らしつつ、スマホで次なる目的地を検索する。

そして7軒目の店への移動を頼もうと、パルキアの方へ振り返り……




ボンッと、音を立てパルキアが巨大化する。


彼を構成していた時間の乱れがようやく”正常値”へ戻ったのだ。


「あ、パ、パルキア……?」

「う……ぁ……///!!!!!」

何故か、突如顔を真っ赤にしたパルキアは……


そのままひとりだけで空間転移してしまった。

巨漢の、歩くのもやっとなルギアを置いて。

「……おーい」

ポツン、とひとり店前で立たされたルギア。


どうやって帰ればいいんだろう。 そう思いながら、仕方ないとばかりに隣のそば屋へと足を向けるのだった。




一方、突如として逃げ出したパルキア。

本来の自分と、幼年状態での記憶が合わさり、混乱していた。


「(うわ、うわーーー!
ルギアさんに、あんなっ、抱き着いたり……一緒に寝たり……甘えたり……やば、やばすぎる!!)」


昔から憧れの存在ではあったが、

それを、実父(アルセウス)を差し置いて パ、パパ……パパ呼びもし……

「パ……、パルゥーーーーーーーー!!!」




穴があったら入りたい。というかワームホールを開けて入れる。





その後、暫くの間まともに顔を合わせられなくなったパルキアだったが



すっかりルギアに”懐いた過去”を手に入れてしまったため、


それからもちょくちょく彼の元を訪れては、


頼まれても無いのに空間移動で一緒にカフェやスイーツ店を巡るようになった。



でっぷりと太ったお腹は、まるで親子のようにそっくりだ。



サイズ差は、2倍以上あったが。






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