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『まんぷくおデブねこ』

まんぷくメタボネコのガシャポン欲しい





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『まんぷくおデブねこ』



「食べ過ぎちゃったかな……」


でも、悪い気はしない。

よくいえばふくよか、悪く言えばデブのネコ、さなえは大きく膨らんだお腹を擦った。

3合のチャーハンに、から揚げ20個、930gの野菜ジュースを1本飲み干し、骨付きのフライドチキンを7本、ポテトのLサイズも食べた……のに、デザートとしてスイートポテト3つにバニラビーンズ入りシュークリーム5個も食べたのは、さすがによくなかった。


「(けっこー張りつめてるなぁ……)」


元から大きなお腹が、一回り大きくなっている。

ゆっくりと上から下へ。下から上へ……お疲れ様、という気持ちで優しく労わるように撫でる。


しかし、こうやって撫でていると不思議と息苦しい程の満腹感が薄くなっていく。

そればかりか、あと少しだけ入れても大丈夫なんじゃ……という錯覚すら覚えてしまう。



おなかいっぱい、は気持ちいい。


……消化して、少し落ち着いたら、もうちょっと入れようかな。


そんな事を、ふと思った。


モナカのアイスを食べて休憩しながら、時間を置いてさなえは立ち上がった。


「んっ……」

その動作でずしりと重さを増したお腹。重力を強く感じる瞬間だ。

現時点で、かなり食べ過ぎだったのを思い出す。

冷蔵庫を開け、ミックスベリーのスムージーを取り出す。

コップに並々と注ぎ、飲み干していく。

「んぐっ、ぐっ……んっ、ぐぅ……」


お腹の、内側からの圧迫感が増していく。

行き場のない、形を持ったカロリーたちが水気を含んで更に大きさを増す。



「ハァ、ハァ、ッハァ、…んぐ、ぐっ……むぅ」


息がしづらくなってきた。けど、もうちょっとだけ、あと少しだけ

この大きくなっていくお腹を堪能したい……


気付けば風邪を引いた時の為に買っておいた、ゼリー飲料も手に取っていた。


ずず、ずずぅっと音を立てながらゆっくりと飲んでいく。


「っふ」


ビクッと体がバネのように反応した。

限界を超えた胴体が、警告をし始める。


もう不要だろう、と。

体は遠慮したいと訴えてくるが、主導権は心の方が強かった。


あ、あと、ちょっと、だけ……


空になった容器が、増えていく。


「んっぷ!んぐっ、ぷふっ……!!」


わずかでも隙間を生み出そうと、余分な空気を吐きだしていく。

でも、せっかく生まれた隙間も、無慈悲にゼラチンが埋め尽くしていく。



左手は、お腹に添え続け  わずかに膨らみ続けるのを敏感に感じ取る。



「はぁっ、はぁっ、はぁっ……!!!」


飲みすぎちゃった……


飲み始める前から、お腹が膨らむだけ食べてたのをすっかり忘れ、夢中に飲み続けていた。


すごい苦しい……

けど……


大きい。今まで、見たことのない大きさにお腹は膨らんでいた。

実際は、いう程じゃないのだけれど 自分が感じる強い膨腹感と、主観から見下ろすお腹の”突き出具合”に さなえは満足した。



おなかいっぱい、と言う言葉を発するのも疲れるぐらいの満腹だったけど、

たまには、これぐらいお腹がいっぱいになるのも 悪くない気がした







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